M158 ブラックチェリーのヴィンテージ空間

ご結婚を機に新居の購入を検討されていたM様。ご実家の近くに条件に合う中古マンションを見つけられ、「内装を一新したい」とアートリフォームにご依頼いただきました。イメージされていたのは、ヴィンテージスタイルのインテリアが素敵に馴染む空間。コーデュロイのソファに革張りのチェア、丸いウィンザーテーブルに木製の脚付きチェスト、購入を検討されている家具をお聞きし、床材やクロス、建具などを選定。決めていただきやすいようできるだけ絞り込んで提案させていただきました。選ばれたのはブラックチェリーの無垢フローリングと白いクロスの組み合わせ。硬くて少し赤味のある木で、カジュアルなヴィンテージスタイルの木製家具にぴったり。イメージに合わせてリビングに新設した収納の扉をルーバーデザインに。白い塗装はM様自身でDIYされました。そんな中、一番目を引くオールステンレスのキッチン。背面のオープンラックもステンレスで造作し、木目の下り天井をコーディネート。モノトーンで統一された家電が心地よく馴染んでいます。他にもチェッカーガラスのリビングドアやトグルスイッチなど、細部にまでこだわって理想を追求。誰が見ても「かっこいい」。そんな空間に生まれ変わりました。