[注文住宅orフルリフォーム]費用の目安と業者の選び方

選択

新しい家に住む手段として「注文住宅」もしくは「中古物件のフルリフォーム」があります。費用や工期、周辺環境などを総合的に判断した場合どちらの方が良いのでしょうか。今回はそれぞれのメリット・デメリットや費用について調べてみました。

■注文住宅とフルリフォームのメリットとデメリット

予算や工期などを考えると、注文住宅かフルリフォームか迷いますよね。それぞれのメリットとデメリットを書き出してみました。

・注文住宅のメリット

1自由度が高い

注文住宅は間取り、建材、外観、内装、設備など全て自分たちで決めることができます。他の家にはないこだわりをもった設計ができるところが注文住宅の最大のメリットといえます。

2機能性に富んでいる

設計の段階から家づくりに携わっているので、建物の構造が把握でき、自然災害に強く省エネなどの機能に富んだ家を作ることができます。

3ローンのプランが豊富

注文住宅を建てるにあたり住宅ローンを利用する人がほとんどだと思いますが、色々なプランから自分に合った条件のものを選ぶことができます。さらに国の補助制度を上手に利用すれば、毎月の返済額を無理のない状態に設定することも可能です。

・注文住宅のデメリット

1完成までに時間がかかる

注文住宅は完成までに1年余りの時間を要します。その間に何度も打ち合わせや見学を行います。場合によっては設計プランに修正が入ったり、工期が延びたりすることもあるため、ライフイベントに

合わせて家を建てるなら余裕を持った計画を立てる必要があります。

2費用が高い

注文住宅は安いものでも2,000万円以上の予算が必要になります。使用する建材や設備にこだわりだすと、予算を大きくオーバーするので、お金をかける部分とかけない部分を決めておくことも大切です。

・フルリフォームのメリット

1費用が安い

注文住宅に比べるとフルリフォームの方がコストを抑えることができます。フルリフォームの費用でもっとも多くを占めているのは設備費用です。まだ利用できそうなものがあるならなるべく利用するように努めることでコストを抑えることができます。

2住み慣れた土地に暮らせる

新しい家を買い求める場合、周辺の環境や利便性なども視野に含める必要がありますが、中古住宅をフルリフォームする場合、住み慣れた環境で今までとおりの暮らしを続けることができます。特に小さな子どもを持つ家族やお年寄りにとっては近所に知り合いが多い方が安心できますよね。

3味わいのある家づくりができる

住み慣れた家の内装を活かし、現代風のモダンな雰囲気にリフォームするだけで、オリジナリティのある家に変化させることができます。注文住宅ほど自由度は高くないかもしれませんが、太い柱や梁の味わいをあえて生かすことで、古民家の持つ良さを前面に活かした暮らしが楽しめます。

・フルリフォームのデメリット

1間取りに制限がある

フルリフォームは家の骨組みを残して新たに作り変えることをいいますが、家の構造上どうしても作り変えることができない部分も出てきます。一から作り上げる注文住宅と違い工事が複雑になり間取りに制限が出る場合も考えられます。

2機能性に気を配る必要がある

中古物件の一番の問題点といえば耐震性や断熱構造ではないでしょうか。特に1981年以前に建てられた家は耐震基準が今よりも低いため、基礎部分や柱、梁といった骨組みの補強工事が必須となります。

■注文住宅とフルリフォームの費用を比較

電卓

ではそれぞれに必要な費用の内訳を簡単にみてみましょう。

・注文住宅の費用内訳

注文住宅を建てるときの費用内訳例は次の通りになります。

土地購入費用…約2,000万円

土地購入仲介手数料…約65万円

水道施設設置負担金…約20~30万円

工事費用(設備設置含む)…約2,300万円

不動産登記費用…約30万円

合計…4,415~4,425万円

・フルリフォームの費用内訳(すでに物件を所有していると仮定)

フルリフォームの費用内訳例は次の通りになります。

解体費用…50~100万円

補強費用…約200万円

設備費用…約600万円

設備設置費用…200~400万円

諸費用…200万円

合計…1,250~1,500万円

注文住宅もフルリフォームも良い設備や資材を使えばその分費用が上がります。予算内で満足いく家づくりをするためには、優先順位をつけていかに家づくりをするかがポイントになります。

フルリフォームの詳細な費用相場はこちら

■リフォーム業者の見分け方

提案

フルリフォームのほうが費用を抑えられることが分かったところで、リフォームをしてくれる業者にはどのような種類があるのでしょうか。

・リフォームの取り扱い業者

リフォームには家全体を作り変えるフルリフォームと設備の一部分を交換する部分リフォームがあります。依頼する業者は工事の内容やリフォームをする場所によって変わります。主なリフォーム取扱業者は

「リフォーム専業会社」

「住宅メーカー」

「工務店」

「専門工事業者」

「設計事務所、デザイン事務所」

になります。

・リフォーム業者選びのポイント

安全なリフォームをするためには信頼できる業者選びをしなければなりません。リフォーム業者を選ぶポイントは次のとおりです。

1実績の数

業者の実績を知るには、提案されるリフォームプランの内容と数を確認しましょう。過去にあらゆるリフォームを手掛けている業者なら、納得のいくプランを提示してくれます。

2費用が安すぎる業者は注意

リフォームを依頼する前に、いくつかの業者に見積を依頼しましょう。見積ができたら内訳を丁寧に見比べます。同じ建材を使っているのに費用に差がある場合は理由をきちんと説明してもらいましょう。またリフォーム費用を抑えたいからといって一番安い業者に頼むのもおすすめしません。安く仕上がるにはそれなりの理由があると想定し断るようにしましょう。

3リフォーム協会に加盟しているか

あらゆる業界にはそれぞれ加盟する団体が存在しますが、リフォーム業界にも団体があります。団体に加盟しているかどうかで信頼性を図る目安になります。主なリフォーム団体は次の通りです。

「日本住宅産業リフォーム協会」

「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」

「ベターライフリフォーム協会」

「マンションリフォーム推進新協議会」

リフォーム業者のホームページのほか、担当者からもらった名刺などにも印刷されている場合があるのでチェックしてみましょう。

4アフターサービスに納得できるか

リフォームは完成して終わりではありません。アフターサービスをしてくれるか、またその内容に納得できる業者を選びましょう。

注文住宅とフルリフォームについてご紹介いたしました。

家は人生で大きな買い物です。業者選びから施工内容、アフターサービスまで全てを安心して任せられる業者を選びましょう。
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