【トラブル回避!】マンションリフォームする際の注意点を解説

注意点

マンションをリフォームする際は、管理規約や業者とのやり取りなど、注意すべき点が沢山あります。今回は、マンションリフォームの注意点を解説しながら、よくあるトラブル事例などを取り上げます。これからリフォームされる方は是非、参考にしてください。

■リフォームできる場所とできない場所

マンションは一戸建てとは違って、勝手にリフォームしてはいけない場所といい場所があります。

・リフォームできる場所

リフォームできる場所は、主に部屋の中の独立した空間、床や天井などの壁に覆われた空間を指します。つまり、自分に所有権のある「専有部分」であることが大切なのです。「フローリングの交換」、「壁紙の交換」、「間取り変更」などが該当します。しかし、専有部分であっても、管理組合の理事長に申請して、承認を得なければいけなくなるので、注意しておきましょう。

・リフォームできない場所

反対にリフォームできない場所は、自分に所有権のない「共用部分」になります。

エントランスやエレベーターなど「住民が共同で使用する」場所はもちろんNGですし、例え自室の設備であっても、窓やベランダ、床下のコンクリート部分などは「共有部分」になるので、リフォームできません。リフォームを行う際は、マンションの管理規約をしっかりと確認し、不明点があれば、管理組合に相談しましょう。

■トラブルの事例

注意点2

ネットなどのブログで多かったトラブル事例をまとめてみました。リフォームする際は気をつけましょう。

・杜撰な工事で契約書なし

工事が完了すると、リフォームを依頼した施主様と業者が立ち会いのもとで点検し、施主様が納得し、同意をした上で、引き渡しとなります。このとき、施主様自身が入念にチェックすることが必要になりますが、悪質な業者のなかには杜撰な工事を行っておきながら、契約書なしというケースもあるのです。

古くからある会社だからといっても、油断禁物。地元密着型の工務店のなかには平然と契約書なしで工事を進める業者もいるのです。最初は契約書が作られていても、追加の工事を頼んだら、契約書なしで進められたという事例もあります。杜撰な工事をされても、契約書がなかったら、泣き寝入りの形になってしまいますので、例え少額のリフォームでも契約書はしっかりと確認して工事を進めましょう。

・近隣からの苦情

リフォームする場合、どうしても音の問題からは逃れられません。さらに、資材などの運搬でトラックが駐車していると、通行の妨げや安全性といった面からも危険性が出てきてしまうので、近隣の住人から苦情が入ってしまうことが多々あります。

きちんとした業者は住民にも工事の挨拶に伺っていますが、ご自分でも挨拶に伺って、きちんと理解を得ていくことが、トラブルを防ぐポイントです。

・追加請求された

格安で契約を取ろうとしてくる業者のなかには、追加費用がかかる可能性があることを、わざと伝えないまま、高額な追加請求をしてくるケースもあります。安い業者というだけで選ぶと、後々このようなトラブルに陥る事例もあります。しっかりとした打ち合わせと、見積もりを吟味し、追加費の相場もしっかり調べた上で、リフォームしましょう。

■業者とのやり取りで気をつけるべき点

相談

業者とのやり取りは今後のリフォームの結果を決める大切な工程です。そこで、注意すべき点をまとめてみました。

・リフォーム内容の優先順位を決める

リフォームしたい箇所を全てあげていたら、予算を軽くオーバーしてしまうケースも考えられます。予算内で満足のいくものにするためには、本当にリフォームする必要がある箇所はどこなのか、優先順位を決めておきましょう。狙いを絞ると、予算設計が立てやすくなるので、余分なお金がかかることもなくなります。

・見積もりは複数のリフォーム会社から

リフォーム会社は沢山あるので、どの業者が信頼できるのか、迷われている方も多いと思います。リフォームは業者によって、費用も異なってきますので、複数の会社から見積もりしてもらうことで、適正な価格を判断しましょう。高すぎる不必要なリフォームや、安すぎる杜撰な業者を回避し、自分が一番求めているリフォームを行っている会社を選ぶことが大切です。価値観が合い、細かいことまで対応してくれる担当者が居れば、理想的なリフォームを実現してくれる可能性が高くなります。

・契約書に明記しておくこと

マンションをリフォームする際は、必ず期間や工事内容、予算などを明確にして契約しましょう。リフォーム前は必ず見積書をもらうと思いますが、その内容が契約書の内容が違っていないか、工期が〇日頃などと、あやふやな書き方をされていないか、収入印紙がしっかり貼られているかを確認し、きちんと同意できた状態でリフォームしてもらいましょう。

契約書に必要な書類

請負契約書…契約者名、契約金額、工期支払い時期や方法

請負契約款…契約に関する細かい約束事。(遅滞損害金など)

見積書…契約金額と明細。内容・工事範囲などの確認

設計図所…平面図の設計図、部屋の内装仕上げなどの打ち合わせで決められた内容

打ち合わせ記録…いつ何が決定されたかの記録

まとめ

マンションをリフォームするときに大切な点を紹介してきましたが、これらのトラブルは一戸建ての場合にも多いので、これからリフォームに取り掛かるという方は注意しておきましょう。気持ちの良いリフォームをしたいのに、トラブルに陥っていては、台無しなので、しっかり対策しておくことが重要です。

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