要望を真正面から受け入れてくださり、プラスの提案も。遠距離でのやりとりでしたが、気持ちよく進められました

東京にお住まいで、今も大阪と行き来されているということですが、こちらで家を持とうと思われた理由をお聞かせください。

私も妻もこっちのエリアが好きで、旅行に出かけるとなってもなぜか関西や九州、四国など、西日本が多かったんです。特に京都が大好きで、ひと段落ついたら移住するのもいいかもねという話はずっとしていたんです。

大阪の物件を購入されたのは？

最初は京都で探していて、3つか4つほど内見させていただいたのですが、いまいちピンとくる部屋がなくて。せっかくだから大阪も見てみようということで案内してもらったのがこの物件。最上階、角部屋、三面開口、理想の条件がすべて揃っていて、窓から景色が抜ける感じも最高でした。街中なのに静かで、周辺には飲食店がたくさんありますし、すぐ近くにスーパーも。価格的にも東京と比較すると驚きの値段で。即決しました。

リフォームはどのタイミングで検討されましたか？

もともと自分たちの好みの雰囲気に変えて住みたいと思っていたので、物件探しの時点からリフォームすることを前提に進めていました。特にこの部屋は、和の要素が非常に強く、私たちのスタイルとは結構違っていたので、大胆に一新したいなとは思っていましたね。

アートリフォームはどういった経緯で知られましたか？

仕事の関係でアートリフォームさんの東京支店とお付き合いがありまして、支店長の森崎さんに大阪支店の高橋さんを紹介してもらったのがはじまりでした。

どんな空間にしたいと伝えられましたか？

アンティークの家具や大好きな絵が素敵に馴染む空間にしたいという思いがありました。具体的には、インテリアのイメージに合わせて床や壁にタイルを使いたいということやタイル以外のところのクロスにもこだわりたいというお話はしましたね。

間取りに関しては何かご要望はありましたか？

大きく変えるというよりも調整を加えていただく感じで。キッチンのハッチを塞いで壁にしていただいたり、玄関を広げていただいたり。寝室は2つの部屋を繋いで広い空間にしたいとお願いしました。収納で緩く区切って、奥に収納スペースを作っていただいています。あと、洗面スペースを少し広げて収納や室内干しができるスペースがほしいというお話もさせていただきました。

特にこだわられたのはやはり床や壁のタイルでしょうか？

そうですね。大判の大理石調タイルは必ず使いたいと思っていたので。ただ、全部同じだと雰囲気が出ないのでバランスを大切にしました。ダイニングまわりは大理石でエレガントに、リビングまわりは布クロスで落ち着いた印象に、ギャラリースペースはレトロなグリーンのタイルをプラスしてクラシックな雰囲気にといった感じで、ゾーンに分けてテーマを決め、割り付け方など、アートリフォームさんからもアドバイスをいただきながらセレクトしていきました。床は壁の大理石調タイルと似た柄のものを選び、天井は木目でアクセント。照明は、絵を飾る場所を事前に決めて、必要な場所に必要な分だけ。空間が明るくなりすぎないようトーンを調整しながら計画していただきました。

決めることが多くて大変だったとは思いますが、リフォームは楽しまれましたか？

アートリフォームさんのお陰で本当に楽しめました。自分たちのやりたいことを真正面から受け入れてくださり、気になることがあればしっかりとプラスの提案も。東京と大阪、遠距離でのやりとりでしたがコミュニケーションも円滑で、ストレスを感じることなく進めることができました。みんなで考えて形にした空間ですので、大切に暮らしていきたいと思います。