戸建てリフォームに最適な時期って?【外観・屋内別に紹介】

夢の一軒家を手に入れたからには、長く快適に暮らしたいですよね。
そのためにはリフォームが欠かせません。

今回は戸建てリフォームの具体的な箇所と時期についてご紹介します。
定期的に家のリフォームをして、安全で安心な暮らしを送りましょう。

■なぜリフォームが必要なのか

最初に「リフォームの必要性」についてご説明いたします。

・リフォームの目的

リフォームを考えるタイミングには次のようなパターンがあります。

①家の快適性を向上させるためのメンテナンス
②住人のライフスタイルの変化に合わせるため
③古くなった設備の交換や追加

工事の規模は違っても、ライフスタイルに合ったリフォームをすることで生活上の不満が解消され、これまでよりも新鮮な気分になり「大切に住もう」という気持ちが芽生えるというメリットもあります。
いずれも快適な生活を行うには欠かせないリフォームです。

・リフォームを行わないと…

もしリフォームを怠ると家はどうなるのでしょうか?

暮らしにくいと感じるようになるだけでなく、屋根や外壁などの劣化が速まって、家本来の寿命よりも短くなってしまいます。
場合によっては一度解体が必要になるなど、時間やお金がかかるかもしれません。

定期的にリフォームをしていれば、1回ごとの工期や費用を抑えられます。
同じ家に長く暮らすためには、こまめなメンテナンスやリフォームが欠かせません。

・新築の場合、リフォームを意識し始めるのは5年目

新築住宅を購入した場合、最初の戸建てリフォームは5年後くらいが目安になります。
壁紙が剥がれていないか、外装は落ちていないか、設備に不具合がないかなどをチェックし、大きな修復が必要になる前に早めの対応を心掛けましょう。
中古住宅を購入した場合は、過去の修復履歴を調べて問題がないか定期的にチェックしておくと安心です。

■外観のリフォーム時期

外観リフォームは住んでいる地域の気候や、外装に使われている素材で目安の時期が前後します。

・外壁について

外壁は雨や風などから家を守ってくれる大切な部分です。
外壁が劣化し始めると最初のサインとして塗料の光沢が落ちてきます。
やがて触ったときに白い粉が手に付着する「チョーキング」という現象が起き、塗膜が浮いたり剥がれたりします。
外壁リフォームは塗装費用がかかるので、劣化に気づいたら早い段階からリフォームを検討しましょう。10年単位でリフォームすれば、きれいな状態を保つことができます。
外壁リフォームの費用は内容や面積によって異なりますが、およそ50~100万円ほどかかります。

 

■塗り替え工法とは

・塗り替え工法とは

既存の外壁材の上から塗装を施す工法です。外壁塗装と呼ばれることも多いです。外壁材にひび割れや欠けがある場合は、補修してから塗り直します。

・塗り替えの目的

外観を美しくするだけでなく、塗料の効果によって戸建ての防水性や防汚性を高める目的があります。また、外壁が美しくなることで建物の資産価値が高まることも期待できます。

・塗り替えのメリット

塗装によって耐久性が上がり、建物の寿命を延ばすことに繋がります。塗装はシロアリやカビの被害を抑える効果もあり、断熱性の向上も期待できます。

・耐用年数と費用

<耐用年数>
一般的には7~8年くらいが塗り替えの目安とされています。外壁を触ったときに、手に白い汚れが付いたり、ひび割れた箇所が見受けられる場合は早めにリフォームをしておきましょう。

<費用>
シリコン系の塗料は30坪ほどの戸建の場合、50万~100万円が相場です。

 

■張り替え工法とは

・張り替え工法とは

既存の外壁材を取り除いて新しい外壁材を張り付ける工法です。
釘を使って外壁材を張り付ける釘打ち工法と、外壁材の重なる場所に金具をつけて留める工法の2種類があります。

・張り替えの目的

経年劣化や損傷がひどい場合、また、修復が困難だったり不可能だったりする場合に、外壁を新しい状態に戻すのが目的です。外壁を張り替えることで損傷に強くなり、劣化を回避して自然災害の時も安心して暮らせるようになります。

・張り替えのメリット

外壁を全て剥がすので、下地に不具合がないかも同時に点検・確認することができます。張り替え時期に一緒にメンテナンスができるのはメリットと言えるでしょう。
また、外壁材の色や素材を変えると外観の印象が変わりますし、金属系の素材を選べば耐震性や耐久性などが向上します。

・耐用年数と費用

<耐用年数>
外壁材を新しくすることで耐用年数が長くなります。
窯業系や金属系の外壁材は平均で20年以上持つと言われていますが、これはきちんとメンテナンスをした場合の目安です。たとえ次の張り替えまで年数があるとしても、シーリングの打ち直しや塗り替えといった定期メンテナンスは必要です。

<費用>
一度外壁材を剥がすため大掛かりな工事となり、工期と費用がかさみます。
発生する費用は、外壁材の費用と人件費や工事費のほか、既存の外壁材の処分費用も加わります。
30坪ほどの戸建ての場合は150万~250万円が相場となっており、費用は外壁材の種類によって異なります。

 

■重ね張り工法とは

・重ね張り工法とは

重ね張り工法は別名「カバー工法」とも呼ばれます。既存の外壁材を取り除かずに上から新しい外壁材を重ねます。近年、多くの外観リフォームで利用されています。

・重ね替えの目的

修復が難しい状態の外壁材の見た目をきれいにするほか、建物の機能性を向上させる目的があります。

・重ね替えのメリット

重ね張り工法は既存の外壁材をそのまま残すので、廃棄処分費用がかかりません。また、剥がす手間がないので工期が短く、人件費も張り替えに比べて安く済ませることができます。外壁材が2重になることで防音性・断熱性の向上効果があります。上から外壁材を新しく張るので外観の印象を変えることもできます。

・耐用年数と費用

<耐用年数>
重ね張りをした外壁は20年以上持つと言われていますが、張り替え工法と同様に定期メンテナンスが必要です。長持ちさせるためには10年以内の間に1度塗り替えなどを行いましょう。

<費用>
30坪ほどの戸建ての場合は180万~240万円が相場ですが、費用は外壁材の素材によって変わります。外壁材にはそれぞれ特徴がありますので、求める雰囲気や機能を備えている素材を選びましょう。

 

・屋根について

屋根リフォームは10年前後で塗り替えが必要になり、20年で葺き替えが必要になります。
屋根は自分で確認しにくい場所ですので、塗り替えを行う際にリフォーム業者に状態の確認をお願いしましょう。
屋根の色がばらついて統一感を失っていたり、コケや藻が生えているようなら早いうちにリフォームをした方がよいでしょう。金属部分の腐食やサビにも注意が必要です。
屋根の塗り替えは60万円程度が平均相場で、葺き替えには120万円以上かかることもあります。

■内装リフォームの時期

次に内装リフォームについてのご紹介いたします。

・水回りについて

戸建てリフォームでもっとも多いのが水回りの変更です。
キッチン、浴室、トイレ、洗面台などは大体10~20年を目安にリフォームするのが一般的です。
タイル張りの浴室は、見た目に問題がなくても築20年以上経過していると小さなひび割れができている可能性があります。
ひび割れた部分から水が染み込み、水漏れやシロアリによる被害の原因となるので、築年数の古い一戸建ては浴室のチェックを入念に行いましょう。
浴室リフォームの相場は50~150万円、キッチンのリフォームは100万円以下が一般的です。

・居室について

水回りに次いで戸建てリフォームに多いのが床、壁紙、天井など居室の修復です。
壁紙や天井の張り替え目安は大体10年程度、フローリングの張り替えは10~15年が一般的です。
穴が開いてしまったり、大きな傷ができた場合、徐々に被害が広がるので、早めにリフォームするようにしましょう。

床のリフォームは資材や施工方法で価格が変わります。
例えば無垢フローリングは複合フローリングよりも高価ですし、重ね張りよりも張替えのほうが高価になります。

家の状況や予算に合わせて適切な方法を検討するようにしましょう。

・窓について

結露が酷いときや、サッシが動かない場合は窓リフォームをおすすめします。
結露はカビの原因になり家に影響を及ぼしかねません。
またサッシの動きが悪いと隙間風が入り込んで寒いだけでなく、台風のときに思わぬ事故を起こすかもしれません。

相場は窓の大きさと、使用するガラスのグレードによって異なります。
一例をあげると120cm×170cmサイズで防犯ガラスを使用した場合、およそ6万円になります。

サッシの交換は、壁を壊す必要があるかどうかでも相場が変わります。
壁を壊さなくてもいい場合の相場は3~5万円くらいです。

アートリフォームはおかげ様で創業65年、年間6,000件を超える施工実績があります!
一戸建て住宅に長く過ごすためにも、是非リフォームのご相談をしてくださいね。
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