キッチンのリフォームは住みながら行える?リフォームの工期や流れ、成功のポイント
リフォームの規模が大きくなると、仮住まいが必要となるケースもあります。
「キッチンをリフォームする場合も必要?」と疑問に思われる方もおられるでしょう。今回は、キッチンのリフォームは住みながら行えるかどうか、リフォームの工期や流れも併せてご紹介いたします。
■キッチンのリフォームは住みながら行える?
まずは住みながらキッチンをリフォームする場合の準備と注意点をご紹介いたします。
・リフォームは住みながら行える
結論から言うと、キッチンのリフォームは住みながらでも行えます。
工事がスムーズに進むよう、事前に調理器具や周辺の家具、キッチンの搬入経路を片付けておきましょう。
・キッチンのリフォームにかかる工期
キッチンのリフォームは、一般的に3日~1週間前後かかります。
ただし、キッチンの位置を変更するなどリフォームの規模が大きい場合は、その分工期も長くなるでしょう。
・リフォーム中に注意したいこと
住みながらキッチンをリフォームする際の注意点は以下の通りです。
<食事の方法を考える>
リフォーム中はキッチンを使用できないため、食事の支度ができません。
リフォーム業者へ工期を確認し、外食やテイクアウト、宅配の利用を検討しましょう。
<洗いものを出さない>
シンクが使用できない間は、洗いものもできません。
リフォーム中は洗いものを出さない工夫も必要です。
<業者の出入りが増える>
リフォーム中はさまざまな業者が出入りします。
トラブルが起こらないよう、貴重品などの管理を徹底しましょう。
■キッチンのリフォームが完了するまでの流れ
キッチンをリフォームする際の流れをご説明いたします。
・養生
キッチンの周辺や搬入経路に傷や汚れが付かないよう、クッション性のあるシートで保護します。
・既存キッチンの解体/撤去
ガスと水道を止め、レンジフードや扉を外した状態の吊り戸棚を取り除いた後、ガスコンロやシンク、キャビネットも解体撤去します。
同時に、壁にある配管の穴を塞ぐ処理も行います。
・給排水管/配線/下地の調整
場合によっては、給排水配管と配線の位置を合わせる作業を行います。また、床や壁が劣化しているとキッチンが設置できないので、下地処理も必要です。
・新しいキッチンの設置
キッチンパネルをキッチンのサイズや配管の位置に合わせて切断し、張り付けます。
レンジフード、吊り戸棚、キャビネットの順に組み立て、配管用の穴を開けた後、調理設備を設置します。
・給排水管/配線の接続
水道や電気、ガスなどを接続し、それぞれの専門業者が動作確認を行います。
・内装工事
キッチン周辺の内装工事に加え、接地面のコーキング処理を行います。
作業中に出たごみやホコリを取り除き、保護シートを剥がして完了です。
■理想的なキッチンへリフォームするポイント
使い勝手のよい理想的なキッチンへリフォームするために、こだわるべきポイントをご紹介いたします。
・理想的なキッチンとは
キッチンをリフォームする際はデザイン性だけでなく、現在の不満を解消することが大切です。
使い勝手のよさは、主に「収納」「動線」「調理台の高さ」の3点によって左右されます。
・こだわるべきポイント
ショールームなどで実物を確認する際は、以下の視点でチェックするとよいでしょう。
<収納>
収納が充実していないと調理器具や調味料なども出したままになり、散らかった印象を与えてしまいます。
手が届きやすい範囲にスライド式収納や吊り戸棚を設け、頻繁に使用するものを収納すると便利です。
<動線>
冷蔵庫、シンク、コンロは動線に沿って配置し、移動する歩幅が2~3歩に収まるよう意識しましょう。
なお、冷蔵庫をキッチンの入口付近に置くと、調理中の動線を妨げません。
<調理台の高さ>
調理台は、身長を2で割った数字に5cmを足した高さが理想です。最もキッチンを使用する人に合わせて選びましょう。
キッチンのリフォームは、住みながらでも行えますが、スムーズに進めるには、準備やリフォーム中の過ごし方を検討しておく必要がある点にご注意ください。
キッチンのリフォームを住みながら行いたい場合は、ぜひ施工事例の豊富なアートリフォームまでご相談ください。
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