3LDKマンションをリフォームしたい！リフォーム内容別にかかる費用を解説

マンションのリフォームを考えているものの、費用が気がかりでお悩みの方も多いのではないでしょうか？リフォームする範囲によって大きく異なるため、内容別にかかる費用も知りたいですよね。

今回は3LDKマンションのリフォーム費用について、予算内でマンションリフォームを成功させるポイントも併せてご紹介いたします。

■3LDKマンションをリフォームする前に

まずはマンションをリフォームする前に、次の3点を確認しておきましょう。

戸建てとは異なり、マンションでリフォームできるのは専有部のみです。専有部とは、主に玄関扉の内側から窓の内側までを意味します。ただし、マンションによっては専有部であっても、管理規約によりリフォームができないこともあるので事前に確認が必要です。

エレベーターやベランダ、通路などは他の住人も利用する共有部に当たるため、個人の判断で勝手にリフォームはできません。

一般的に間取り変更や設備の移動は、規制しているマンションが多い傾向にあります。特に水回りの移動は配管工事などが必要になるケースが多いため、リフォームは不可と考えたほうがよいでしょう。

マンションの構造がラーメン構造や重量鉄骨造の場合は、間取り変更ができることもありますが、まずは管理規約や管理会社によく確認してください。

2017年に実施されたあるアンケートでは、マンションの大規模なリフォームを行う場合の平均費用は300～500万円が最も多いという結果でした。ただし、地域や使用する設備によってリフォーム費用にも差があるため、あくまでも目安として考えましょう。

ここではマンションのリフォームにかかる費用をご紹介いたします。

70m²程度のマンションをフルリフォームする場合、費用は300～700万円が相場です。費用の幅が広いのは、設備とマンションの規模による違いです。3LDKのマンションは比較的大きなマンションのため、予算は多めに考えておくことをおすすめします。

設備交換をメインにしたリフォームの場合は、フルリフォームよりも費用を抑えられます。たとえばキッチンの場合、費用は150～300万円が相場です。部分的に不便さを感じている場合はマンション全体ではなく、優先したい場所を重点的にリフォームするのもよいですね。

ここからは設備交換をメインにしたリフォームの費用相場をご紹介いたします。

＜内装リフォーム＞
80～150万円

＜キッチンリフォーム＞
70～150万円

＜浴室リフォーム＞
70～150万円

＜トイレリフォーム＞
20～40万円

＜洗面所リフォーム＞
20～30万円

＜リビング/ダイニングリフォーム＞
100～400万円

＜和室リフォーム＞
30～100万円

予算内でマンションリフォームを成功させるポイントは3つあります。

まずはリフォームしたいと思う場所に優先順位を付けましょう。その中で妥協できる部分と、こだわりたい部分を明確にしておくと、後から不満を感じにくいリフォームができます。優先度の高い順に書き出しておくと、リフォーム業者にも相談しやすいでしょう。

見積時に予算をリフォーム業者に伝えておくと、希望通りのリフォームができるように建材や設備を考えてくれます。リフォーム業者によって安く仕入れられるものが異なるので、相見積もりで複数の業者を比較しましょう。

中古マンションをリフォームのために購入する場合は、先に工事内容を決めてから物件を探しましょう。先にマンションを購入してしまうと、予算を超えてしまう可能性が高くなります。リフォーム業者によってはリフォーム内容に合った物件を紹介してくれることもありますよ。

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