団地リノベーションは本当にいいの?メリットや注意点を紹介!

最近、団地リノベーションをしている方が増えているのをご存知でしょうか?
団地でリノベーションが可能ということを知らなかったという方も多いかもしれませんね。団地には制限があることもありますが、規則などを守っていればおしゃれな住宅にリノベーションすることが可能なのです!
今回は注目度アップ中の団地リノベーションについてご紹介いたします。

■団地リノベーションの魅力

まずは団地をリノベーションするにあたって、団地の魅力についてご紹介いたします。

・敷地が広い

団地の周囲には公園などの緑があるところも多く、小さなお子さんを遊ばせられる安全な場所がほしいという方にはピッタリの場所です。
敷地内には公園だけでなく、スーパーやドラッグストア、ヨガスタジオなどの店舗が充実しているところもあります。ゆったり快適で便利な暮らしを送りたいという方にピッタリといえるでしょう。

・価格が安い

団地の特徴として、一般的な住宅よりも安価な値段で購入が可能ということが挙げられます。日本にある多くの団地は高度経済成長期に建設されたものなので、築40年ほど経過している建物が多く、経年によって安価で購入できる住宅が多くあります。

・丈夫な建物が多い

団地に多い建築構造として「壁式構造」というものがあります。
壁式構造は柱や梁ではなく、耐久性のある耐力壁を使うことで建物の荷重を支える構造です。柱による出っ張りなどもなくスッキリとしたお部屋になっており、高い断熱性と防音性を持っています。
壁で建物の荷重を支えることにより、柱で支えるよりも耐震性にも優れており、頑丈なため災害時に備えることもできます。

■団地リノベーションの注意点

メリットが多い団地リノベーションですが、注意点もあります。ここでは団地リノベーションの注意点を3つご紹介いたします。

・間取り変更が難しいことがある

団地に用いられることが多い建築構造の壁式構造は、壁によって建物の荷重を支えるという特性があるため、間取りを勝手に変更することができません。
壁を一枚取るだけでも耐震強度が落ちてしまうため、間取りの変更はかなり制限があります。また、大きな窓をつけたい場合も壁に大きな空洞ができるため難しいとされています。
構造によっては抜いても問題がない壁もあるため、間取りを変更したい場合は間取り変更が可能な物件を探しましょう。

・禁止事項がある

団地リノベーションには間取り以外でも禁止事項があります。
一般的にマンションなどと同じで、専有部分のみがリノベーション可とされていることが多いため、共有部分に当たる玄関ドアの外側や、バルコニー等はリノベーションができないことがあります。
団地によって規約が異なるため、まずはどの程度までリノベーションができるのか、しっかりと管理規約で確認を行いましょう。

・古い建物は基礎に問題があることも

先述したように、団地は築40年ほど経過しているものが多くなっています。そのため、場合によっては基礎部分に当たる断熱材や配水管といったところに劣化が見られ、基礎部分から修復が必要になることもあります。
特に水回りはトラブルが起こりやすい場所なので、入念にチェックをしておきましょう。
また、リフォームなどの履歴があるなら、どのようなリフォームが行われていたのかを聞いておくことも大切です。

■団地リノベーションの費用は?

・リノベーション費用は2つの要素に注目!

団地リノベーションには2つの重要な要素があります。
まずは物件の広さです。当然のことですが、物件が広ければその分リノベーションに必要な費用も高額になります。
たとえば建材のグレードがスタンダードで、デザインもこだわりの少ないオーソドックスなものにリノベーションをするとします。50㎡では500万円程度であっても、70㎡では800万円前後することもあります。
また、建材のグレードも重要な要素になります。スタンダードで50㎡500万円の工事費用が、ハイグレードになると700万円前後になることもあります。70㎡の広い団地であれば、ハイグレードでは1,000万円を超えることもあります。
物件の広さと建材のグレードについては予算と比較し、何を重要視するかで決定することが重要です。

・工期と費用について

費用の相場はフルリノベーションを行う場合、大体600万~1,000万円が相場になります。
先ほどもご紹介したように、広さや建材のグレードによって価格は大きく変動しますので、コスト重視の場合は建材のグレードをスタンダードにするなどの工夫が必要です。
また、工期は早ければ1ヶ月、長ければ5ヶ月かかります。基礎などに問題がない場合は比較的早く工事が終わるので、団地をリノベーションする場合は基礎の状態をよく把握しておきましょう。

・費用を抑える方法はある?

団地のリノベーションをする場合は、団地の施工実績が多い業者に依頼をするようにしましょう。これまでのノウハウから必要な費用を適切に把握し、周囲への配慮も十分なのでトラブルを避けることができます。また、業者によってはリフォームローンの相談ができることもあるので、リフォームローンが相談可能な業者であればなお安心ですね。
また、あまり劣化や損傷が見られない設備などをそのまま利用することで費用を削減することもできます。補助金や減税制度など、利用できるものがあるかもよく確認しておきましょう。

アートリフォームは施工実績が豊富で、団地のリノベーションにも対応しております。
どの物件を選べばいいのか分からないという方でも安心してご来店いただけるように、物件探しのお手伝いも行っております。
団地リノベーションをお考えの方は是非アートリフォームまでご相談ください!

■団地リノベーションのコツ

団地リノベーションを成功させるには、以下の5点が重要です。

・優先順位を考える

まずは、必ず行いたいリノベーションの内容を絞っておきましょう。団地リノベーションにいくらでもかけられるという場合を除いて、おそらく多くの方は予算を決めていることでしょう。リフォーム業者によっては、予算と優先したいリノベーションの内容を伝えるとそれに合った工事方法などを提案してくれることがあります。

・水回りは優先的に

団地は古い建物が多いため、水回りの設備も古いことが一般的です。水回り全体のリノベーションを行う場合は状態によって500万円ほどかかることもありますが、設備のグレードなどを工夫することで費用はある程度抑えられます。快適に暮らすためにも使用頻度が高く、衛生面でも重要な水回りを優先的にリノベーションしましょう。

・団地の施工に慣れた業者を選ぶ

リフォーム業者によってそれぞれ得意分野が異なります。団地のリノベーションを依頼するなら、団地のリノベーションに慣れている、または集合住宅のリノベーション実績が豊富な業者を選ぶと工事もスムーズです。

・電気やガスの容量を考える

古い団地の場合、給湯設備が瞬間湯沸かし器、浴槽がバランス釜という物件があります。しかし、管理組合の許可なく、勝手にガス給湯器へ変更はできません。
また団地は集合住宅なので、電気やガスの容量が戸建てに比べて少ないこともあります。上限を超えてしまわないよう、事前に確認しておきましょう。

・ローンや減税制度を活用する

団地のリノベーションには、住宅ローンとリフォームローンを利用できます。業者に相談しておくと、工事内容なども話し合いやすくなりますよ。
また、工事の内容によっては減税制度の対象になることもあります。こちらも確認しておきましょう。

 

■団地リノベーションをするなら知っておきたい費用のポイント

団地リノベーションの費用に関するポイントを3点ご紹介いたします。

・相見積もりは必須

業者によって得手不得手があるだけでなく、工事内容や資材の仕入れ方法などによっても費用は異なってきます。また、アフターサービスなどを比較するためにも、相見積もりは非常に重要です。できれば2~4社程度で相見積もりを取りましょう。

・こだわりや設備で費用は大きく変わる

設備やデザインのこだわりが強くなるほど、費用の相場も高くなります。一般的にはこだわりが強い場合とそうでない場合では、100~200万円程度の差が出ると言われています。
もしこだわりたい部分がある場合は、妥協できるポイントや他の部分で調整しましょう。

・コストよりも適正な値段かに注意

相見積もりを取る際の注意点として、値段だけで決めてしまうのは危険です。業者を選ぶ際は、相場を把握したうえで適正な価格かを重視しましょう。
極端に安い業者を選ぶと手抜き工事や、不具合の発生時に対応してもらえない可能性もあります。

 

■おしゃれな団地リノベーション術

おしゃれな団地リノベーションはこちらの3点を考えてみてください。

・色味を抑える

たくさんの色を取り入れると、まとまりがない印象を受けます。原則として、ベースカラー(基調色)、アソートカラー(配合色)、アクセントカラー(強調色)の3色に抑えましょう。
ベースカラーは主に天井や床、壁の色です。アクセントカラーは2番目に面積が多い部分で、カーテンやソファー、カーペットなどの色に使います。アクセントカラーはクッションやインテリアなど、小物でほんの少し取り入れるだけで引き締まります。インテリア雑誌などで好みの配色を調べてみましょう。

・流行の間取りは?

現代の家族は昔に比べて核家族化が進み、家族の構成人数が少ない傾向にあります。そのため古い団地では、部屋数を確保するよりも、ゆとりのある広い間取りへのリノベーションが人気です。すべての部屋を広くする必要はありませんが、リビングだけなど部分的に広げてみるとよいかもしれませんね。

・部屋のイメージは具体的に

最も重要なのは、具体的な方向性を決めておくことです。なんとなくおしゃれにしたいだけでは仕上がりがぼやけてしまい、リノベーションもうまくいきません。雑誌やネットで好みの内装を調べておくと、具体的な方向性が決まりやすいですよ。
アートリフォームの中古リノベーションの詳細はこちら

■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!

 

・アートリフォーム事例①

もともと和室と2部屋に分かれていた空間をぶち抜き、大きなLDKにリノベーション。開放的で広いリビングがとても印象的です。フローリングの板目に合わせた壁と天井の木質パネルやシンプルなホワイトの面材や人工大理石が、部屋を明るくし風通しをよくしています。自由スペースも設け、お施主様の想像力をかきたてる工夫も凝らされています。

【和室のリフォーム事例】団地リノベ @中津

・アートリフォーム事例②

住み替えのため築40年を超える一般的な間取りの団地を購入。間取り変更でシンプルながらセンスの良さを感じさせるお住まいに大変身しました。小さく区切られていた3つの居室をフルオープンにもできるようになり、娘さん一家が遊びに来られた時には、みんなで楽しく雑魚寝もできます!和のテイストも溶け込んだ、明るい空間です。

【和風のリフォーム事例】団地リフォーム・LDK拡張タイプ

・アートリフォーム事例③

今回の団地リフォームは、過去に間取り変更をしたことのある物件を購入した住み替えリフォームです。間取りは触らず、傷んだところや気に入らない部分をきれいにしました。ユニットバスは美装で済ませ、和室から洋室に改装済みの部屋はエアコンの取り付けだけにし、コストを抑えました。フローリングの色と建具の色をメープル色で合わさり、統一感のある明るい空間に仕上がりました。

【シンプルなリフォーム事例】団地リフォーム その3

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