古い家のリフォームにメリットはある?注意点やメリットご紹介!

中古住宅の購入や親族から家を譲ってもらった際、「予想以上に古かった」ということもありますよね。
「古いけどまだ住めるから」とリフォームやメンテナンスを後回しにしていると、家の状態がどんどん悪化していくかもしれません。

今回は古い家をリフォームするメリットや注意点についてご紹介します。

■古い家によくある問題

最初に古い家にありがちな問題点を3つご紹介します。

・歪みや耐震性

古い木造家屋の場合、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。
また外から見えない部分の腐食やシロアリの被害で重心がずれていることも考えられます。一度発生した歪みは、ずれた重心を軸にさらに悪化していきます。

・防音性と断熱性

家の防音性は住み心地と密接に関係しています。
防音性を高めるということは気密性を高めることに繋がり、結果として断熱性が高まることになります。

古い戸建ての場合、アパートやマンションに比べて防音性が低く、同時に断熱性も十分ではないため、どこからか隙間風が入り込んだり、床が冷えるといったトラブルがあります。

・老築とシロアリ

水回りは水漏れや湿度の影響で腐食が進行しやすい場所です。
古い家の浴室はタイル張りが多いので、ヒビの入った箇所から水漏れを起こし、基礎が傷みやすい状態となります。

シロアリは湿気があって暗い場所を好むので、水回りは特に念入りなチェックが必要です。
歩いている時に床がふわふわと浮いているような感じがあれば、基礎に問題があり、床材が浮いている可能性があります。

■「古い家」と呼ぶのはいつから?

「古い家」と呼ぶのはいつから?

そもそも古い家とはどのような家のことを指すか、以下で古い家の目安を紹介します。

・築20年を超える家

家は構造別に法定耐用年数が定められており、木造で22年、鉄筋コンクリート造で47年です。家の古さに明確な定義は存在しないものの、法定耐用年数を基準にすると、築20年以上が古い家と考えられます。

・耐震基準も参考になる

築年数以外に耐震基準を参考にする方法もあります。
家は耐震基準に適合するよう建てられていますが、新耐震基準は1981年に制定されたもので、震度6~7程度の地震にも耐えられるよう設計しなくてはなりません。
一方、旧耐震基準は震度5程度の地震を基準にしています。現在は新耐震基準に適合する状態に移行しているため、旧耐震基準の家は耐震補強を行い、耐震性能を担保することが求められています。

・古い家と古民家の違い

古民家は古い家の象徴でもありますが、古民家にも明確な定義はなく、一般的に築50年以上の家を古民家と呼びます。
しかし、一般社団法人古民家再生協会では、昭和25年の建築基準法の制定時に建てられていた伝統的建造物の住宅としており、現代的な見た目の古い家は古民家と異なることがわかります。

■古い家をリフォームするときの注意点


古い家をリフォームする際に注意したい点を3つにまとめました。
リフォームを考えている方は是非参考にしてくださいね。

・補修箇所が多いと高額になる

家の築年数に関わらず、リフォーム箇所が増えると費用は高額になります。
特に耐震補強工事はリフォームのなかでも費用が高額になる内容です。
過去のメンテナンス法や使用する資材によってリフォーム費用が変わりますので、一度専門家に調べてもらうことをおすすめします。

・間取りの変更や開口部分の増設

窓や勝手口といった開口部を増やす工事は、耐震性の問題から自由に決められないかもしれません。というのも、壁全体で家を支える構造の場合、窓を設置すると家の強度が下がってしまうからです。
同じ理由で、間取り変更で壁をなくしたい場合でも別の方法を薦められることがあります。
間取り変更や開口部分の増設を希望する場合は、必ず業者と相談して安全上の構造に問題がないかを確認するようにしましょう。

・電気や水道の引き直しについて

近年のリフォームは安全性の高いオール電化への変更が人気です。

古い家をオール電化にリフォームする場合、高電圧設備が使用できる環境が整っていないので、電気配線の工事などが必要になります。
老朽化によって古い電気配線が漏電を起こす危険性があるので、高電圧設備を導入しない場合でも交換するほうが望ましいでしょう。

水回りの増設にともない、配管も新しく取り換えたほうが良いでしょう。
最新の水回りを使用する際、水圧が高くなる可能性があるので、古いままの吸引管では対応しきれなくなります。また古い配管も水漏れを起こすかもしれないので、配管も一緒に交換しておくのがおすすめです。

■リフォーム業者の選び方

リフォーム業者の選び方

古い家をリフォームする際、以下のことを参考にすると依頼先を絞りやすくなります。

・希望する工事ができる業者を選ぶ

古い家の場合、設備交換だけでなく耐震補強やイメージチェンジなど、手直ししたい箇所が増えやすいため、希望する工事を得意とする業者を選びましょう。

・業界団体に加盟している業者を選ぶ

リフォーム業界には複数の団体があり、各々がリフォーム業界の発展と成長を目的に活動していることから、消費者からの信頼性を重視しています。
よって、団体に加盟している業者は安全性が高いと言えるでしょう。

■古い家をリフォームするときのポイント

古い家をリフォームするときのポイント

・古い家のリフォームは優先すべき箇所から始める

古い家のリフォームでは、以下の内容を優先しましょう。

<断熱リフォーム>
家の断熱性が低下すると、健康被害や光熱費が上がるなどの悪影響を及ぼすため、断熱性能を高めるリフォームは優先的に検討しましょう。
断熱リフォームは、内窓の取り付けや断熱サッシへの交換、断熱材の交換など種類があり、気密性と通気性を意識し、壁や天井、開口部をバランスよく断熱させることがポイントです。

<耐震診断と耐震リフォーム>
耐震リフォームは、家の耐震性を知るところから始めましょう。
自治体や業界団体の窓口に連絡し、診断を希望する旨を伝えると耐震診断を受けられます。
耐震リフォームは、金物の取り付けや筋交いの設置、耐震パネルでの補強などさまざまです。
診断結果に応じて、耐震基準を満たす工事をしましょう。

<バリアフリーリフォーム>
家の中での転倒事故は、高齢者に限ったことではありません。バリアフリーリフォームは、小さな子どもや妊婦など、家族みんなの安心につながります。
手すりの設置や設備の交換、段差の解消、間取りの変更などさまざまな種類があり、早めに行うことで住宅のバリアフリー化に対応しやすくなるでしょう。

・補助金制度を利用する

リフォーム内容によっては、国や自治体が実施する補助金制度を利用できます。
耐震や断熱、省エネ、バリアフリー化、長期優良住宅化など、該当する工事内容が複数あるので、忘れずに申請しましょう。
事前にリフォーム会社に相談すると必要な手続きを計画的にすすめられます。

■古い家をリフォームするメリット


古い家をリフォームするのはお金がかかりそうなイメージがありますが、メリットもたくさんあります。古い家をリフォームするメリットをご紹介いたします!

・愛着のある家に住み続けられる

古い日本家屋には独特の雰囲気があるので、建て替えて新しくすると趣や思い出が消えるようで嫌だと思う方もいるでしょう。
リフォームであれば、躯体や外観を残せるので、古い家の趣と新しい設備の快適さを両方とも手に入れることができます。

・固定資産税が上がりにくい

建て替えは、建物が新しくなるため固定資産税が上がります。
リフォームの場合、小規模であれば固定資産税は上がりません。
大規模リフォームをした場合でも、住宅の価値が上がる工事を行ったときだけ固定資産税が増えます。

・面倒な手続きが不要

建て替えを行うと建築確認申請や登記手続きなどが必要になります。
手続きには時間やお金がかかりますので、面倒なことを避けたいという場合はリフォームがおすすめです。

■リフォームの種類を紹介

古い家でよく行われるリフォームの種類をご紹介します。

・水回りのリフォーム

<キッチンリフォーム>
キッチンリフォームの費用は設備のランクによって差が出ますが、一般的には50万~150万円が相場となります。
キッチンを新しくするだけであれば1週間程度で終わりますが、場所変更や配管工事などが必要になると2週間以上かかり、費用も高くなります。

<浴室リフォーム>
在来工法からユニットバスにリフォームする場合は90万~120万円が相場となります。工期は1週間~10日ほどかかります。既存ユニットバスを新しいユニットバスにリフォームする場合は80万~100万円が相場で、工期は3~5日ほどかかります。

<トイレリフォーム>
汲み取り式から水洗トイレへのリフォームは80万~100万円が相場です。水洗トイレの便座交換のみなら20万円以下でできることもあります。和式から洋式へのリフォームは費用が高額になります。
早ければ1日で完成しますが、手洗い場の設置などをする場合は1週間ほどかかることがあります。

<洗面台リフォーム>
10万~30万円が相場です。あまり撤去するものがないため、洗面台のリフォームは短ければ1日、長くても1週間くらいで完成することが多くなっています。

・外回りのリフォーム

<屋根リフォーム>
屋根のリフォームは50万~100万円が相場です。天候によって工期が延びることもあり、短ければ1週間、長ければ1ヶ月ほどかかります。

<外壁リフォーム>
戸建の2階建ての外壁をサイディング材にする場合、必要となる費用は100~400万円が相場です。
これはサイディング材の種類や足場の有無、施工面積によって変動するからです。
工期は10~30日くらいで完成しますが、天候によって延びることもあります。

・内装のリフォーム

<内壁のリフォーム>
壁紙の張り替えを行う場合、防音性や機能性の高いものを選ぶと高額になります。
費用は使用する壁紙の面積で計算する業者と、施工面積で計算する業者がいます。
相場としては1㎡あたりおおよそ1,500円になりますが、安いものを使えば1,000円を切ることもあります。
施工費用や壁紙の費用以外に廃材処分費が必要になります。

<床のリフォーム>
フローリングの張り替えは6畳でおおよそ10万~15万円が相場ですが、無垢材などを使うと20万円以上かかることもあります。
工期は施工面積によって変わりますが、1~4日が目安となっています。
畳からフローリングにリフォームする場合は、6畳で20万円前後が相場となります。

・スケルトンリフォーム

<スケルトンリフォームとは>
スケルトンリフォームとは、既存の住宅の骨組みや基礎部分だけを残して解体し、以前の基礎を使って新しく建物を建築する方法です。
骨組みを残した姿にするため「スケルトン(中が見える)リフォーム」という名前がつきました。
「全面リフォーム」、「フルリフォーム」という呼び方をすることもあります。

<古い家こそスケルトンリフォーム>
スケルトンリフォームは骨組みや基礎部分のみを残して解体することで、耐震性を向上させたり断熱材を入れたりと、住む人が心地よい環境づくりができます。スケルトンリフォームをすることで古い家が新しく生まれ変わり、長い間安心して暮らせるようになります。
費用は住宅設備や工法などによって変動しますが、大規模なので高額になり、また工期も長くなりがちです。新築物件購入とあまり変わらない費用が必要になることもあります。スケルトンリフォームを選ぶか建て直しを選ぶかは、業者に相談しながら決めましょう。

<スケルトンリフォームのメリット>
骨組みだけにした状態から再び住宅を造るので、間取り変更がしやすいというメリットがあります。
また、古い家を解体した際に出た部材を再利用することで、以前の家の面影を残したり、建築コスト削減といった幅広いメリットに繋がります。

アートリフォームでは古い物件の丸ごとリフォームも承っております!
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古い家のリフォームでお悩みでしたら、是非アートリフォームまでご連絡ください。

アートリフォームの中古リノベーションの詳細はこちら

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【中古戸建リフォーム事例】中古戸建を、木と土間とアトリエがあるシンプル空間に

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【一戸建リフォーム事例】一戸建まるごとリフォーム

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