「吹き抜けリビングは失敗」は本当?ポイントを押さえれば問題なし!

天井が高い吹き抜けは、リビングをより広く見せてくれます。
天窓から光が射し込むリビングって良いですよね。
しかし吹き抜けリビングには寒い、光熱費がかかる、メンテナンスが大変などたくさんのデメリットがあるといわれています。
今回は吹き抜けリビングのデメリット解消法や失敗しない吹き抜けリビングのつくり方についてご案内いたします。

 

■吹き抜けリビングのメリットとデメリット

 

・吹き抜けリビングのメリット

リビングに吹き抜けがあることで解放感を得ることができます。また、吹き抜けを利用してインテリアや空間デザインを楽しめるところもメリットといえるでしょう。

吹き抜けがあることで採光量が増えるので、リビング全体が明るくなります。風通しもよくなるので換気性も向上します。
家の中の空間が繋がっているので、ほかの部屋にいる家族に声が掛けやすくなり、お互いの存在を感じやすくなります。

・吹き抜けリビングのデメリット

空間が広くなることで冷暖房効率が悪くなり、光熱費が高くなってしまいます。また、吹き抜けをつくることで部屋数が減ったり、ほかの部屋が狭くなってしまいます。
構造上、住宅の一部分に柱や壁がないことで、台風の強風や地震の揺れなど横からの力に弱いところもデメリットといえます。

 

■吹き抜けリビングのデメリットは解消できる

・解消法1【断熱性にこだわる】

吹き抜けリビングでよく挙げられる「冷暖房効率の低さ」は断熱性にこだわることで解消できます。最近は高い断熱性を誇る省エネにこだわった住宅も増えており、吹き抜けを設けても寒さや暑さが気になることは少なくなってきています。
また、天井にシーリングファンを取り付けることで室内の空気が循環しやすくなります。

・解消法2【防音性にこだわる】

吹き抜けリビングは空間が1階から2階に繋がっているので、生活音が気になりやすくなります。家族の生活リズムが異なると、就寝中にほかの家族がたてる音が気になって眠れないということもあります。吹き抜けリビングの防音性を高めることは難しいので、対策として寝室側の防音性を高めるのがおすすめです。

・解消法3【手間のかかりにくい設備を取り入れる】

天井が高いことで不便なのが照明器具の交換です。また、掃除がしにくいところもデメリットです。
そこでおすすめなのが、電動昇降するタイプの照明です。スイッチを押すだけで照明が上下するので、電球の交換はもちろん掃除も行いやすくなります。
ほかにも、電球を長寿命のLEDにしておくと交換の頻度が少なくなるのでおすすめです。

・解消法4【仕切りを設ける】

吹き抜けリビングはキッチンのニオイや煙が2階に充満してしまいます。キッチン周りに仕切りを設けて半個室にしておくことで、2階にいくニオイと煙の量を減らすことができます。仕切りでキッチンを見えにくくしておくと、来客時にキッチンを気にしなくてもよくなるというメリットもあります。

 

■吹き抜けリビングで失敗しないためのポイント

・視線の抜けをつくる

吹き抜けは何も遮るものがない状態だからこそ高い解放感を得ることができます。そのため、柱や梁があると解放感が減ってしまいます。
解放感を求めて吹き抜けにするのであれば、吹き抜け部分のデザインをよく確認しておきましょう。

・奥行きのある吹き抜けにする

吹き抜けの奥行きとは、向かい合う壁同士の距離を指します。奥行きが広くなるほど解放感が増します。奥行きがあることで窓から入る日光が壁にぶつかって反射してしまうのを防ぐことができます。吹き抜けリビングは奥行きや日光の指す場所を計算してつくるようにしましょう。

・吹き抜けは人が集まるリビングだからこそ価値がある

リビングは家族が集まる場所です。
吹き抜けはリビングに設けるからこそ、過ごしやすく快適な空間という価値を生み出します。2階にいる家族やお子さんの様子をうかがうことができる点も吹き抜けリビングの魅力といえるでしょう。

きちんと対策をしていれば、吹き抜けリビングのデメリットに対応することができます。
リビングに吹き抜けを作りたいという方はアートリフォームにご相談ください。プロの視点から対策やアイディアをご提案させていただきます。

■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!

 

・アートリフォーム事例①

お施主様の好きなインテリア家具に合わせた無垢な空間をリフォームで実現した施工事例です。元々は増築を検討されていたお施主様でしたが、間取りや銅線を改善することで同じ面積で全てのリフォームを実現できました。好きなインテリア家具に合わせてリフォームしたいお施主様や元々の面積を活かしてリフォームしたいお施主様は必見です。

【ミッドセンチュリー風戸建てのリフォーム事例】緑に溶け込むおうち

・アートリフォーム事例②

同居するワンちゃんとよりよい暮らしを求め、予算内で実現した施工事例です。床はペットOKの滑りにくいフローリングを採用。滑りにくい床はペットの足腰にとてもやさしいく、綺麗な状態を保つこともできます。また、和室をなくして洋室メインのお部屋に統一し、屋根裏収納を大きな一部屋に作り変えるなど、風通しのいいおうちに生まれ変わりました。

【ペットと一緒にリフォーム事例】大切な家族と暮らしやすい住まいへ

・アートリフォーム事例③

納屋として使われていた建物をリフォームした施工事例です。天井が低く部屋も暗いという悩みを抱えられていたお施主様でしたが、今回のリフォームでリビングの天井を吹抜けにし、天井の低さを解消。また、上部に窓を取り付け光を差し込み、お部屋も明るく大変身。古民家の梁を敢えて引き立てることで、旅館のような雰囲気を実現しました。

【和風な戸建てのリフォーム事例】古民家の梁が引き立つ吹き抜け

資料請求にて、施工事例集プレゼント中!まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら 資料請求にて、施工事例集プレゼント中!まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら ご相談・お見積り無料!資料請求・見積依頼・来店予約・オンライン相談など、まずはお気軽にお問い合わせを! ご相談・お見積り無料!資料請求・見積依頼・来店予約・オンライン相談など、まずはお気軽にお問い合わせを!