浴槽交換だけなら費用はどれくらい?注意点などと併せてご紹介!
長年使っていると浴槽の傷や汚れが気になるものです。浴室全体のリフォームは費用が高額になるため、浴槽だけを交換したいと考えている方もおられるのではないでしょうか。
そこで今回は、浴槽の交換にかかる費用などをご紹介いたします。
■浴槽交換の注意点
・DIYで交換は可能?
結論から言えば、DIYで浴槽を交換することは可能です。浴槽の設置方法には「据え置き式」と「埋め込み式」の2種類がありますが、据え置き式の浴槽の場合はDIYでも交換できます。
・浴槽だけの交換ができないこともある
埋め込み式の浴槽を交換する場合は、高い技術や知識が必要になるため、DIYでの交換は非常に難しいと言えます。埋め込み式の浴槽を交換する際には、必要に応じて床や壁などを壊さなければならない場合があるためです。
・床や壁を壊す必要があるケース
先述のように埋め込み式の浴槽を交換する場合は、床や壁のほか、浴槽まわりのタイルなどを壊してから交換するケースがほとんどです。古い浴槽を撤去した後には、下地調整が必要になります。
また、交換する新しい浴槽がドアから搬入できない場合も考えられます。その場合は、壁を壊してから搬入しなければなりません。
■浴槽の種類ごとの特徴と費用相場
・ヒノキ
ヒノキは木材の中でも香りがよいため人気のある素材です。費用の相場は30~120万円です。
・ホーロー
ホーローは滑らかな手触りと、独特の色合いが人気の材質です。厚みと重量があるため、浴室が1階以外にある場合は設置できないこともあります。費用の相場は16〜135万円です。
・人工大理石
人工大理石の浴槽には、ポリエステル系とアクリル系の2種類があります。掃除がしやすく、長期間使用しても美しさを保ちやすいのが特徴です。
<ポリエステル>
ポリエステル系はアクリル系よりも安価なのが最大の特徴です。費用の相場は10~40万円です。
<アクリル>
アクリル系は透明感と滑らかな手触りが特徴です。費用の相場は30~120万円です。
・FRP(繊維強化プラスチック)
リーズナブルな価格のため、最も一般的な浴槽の材質です。他の材質に比べて汚れが付きやすいものの、一般的な浴槽洗剤を使えば簡単に落とせます。費用の相場は5〜35万円です。
・ステンレス
昔ながらの浴槽の材質です。保温性や耐久性に優れているため、現在でも根強い人気があります。最近では金属特有の質感が苦手な方に向けて、着色や底面エンボス加工が施されたものも発売されており、選択肢が多いのも特徴です。費用の相場は7〜25万円です。
■浴槽交換の工事内容
・浴槽交換の費用
<埋め込み式>
埋め込み式の浴槽を交換する場合、費用の相場は23~49万円です。
<据え置き式>
据え置き式の浴槽を交換する場合、費用の相場は12~14万円です。
・浴槽交換に必要な工期
簡単な浴槽の交換だけなら数時間程度で終わりますが、大掛かりな作業が必要になる場合は4~10日程度かかる場合もあります。
・追加工事について
浴槽の交換以外に必要な工事内容は以下の通りです。
● 配管工事
● 床や壁を壊す作業
● 床や壁の再構築作業 など
配管工事の費用相場は5~10万円程度ですが、壁や床の工事費用は浴室の現状によって変動します。見積もりを取る際はよく確認しておくことが大切です。
アートリフォームでは、浴室をはじめ水回りのリフォームを数多く手がけております。浴槽の交換をご検討中の方は、ぜひアートリフォームまでご相談ください。