【カバー・敷物・コーティング】フローリングの傷を防止する効果的な方法はどれ?
フローリングの上に家具を置くと、傷が付かないか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、フローリングの表面に傷が付くのを防止する対策をいくつかご紹介いたします。
大切なフローリングを傷から守りましょう!
■フローリングの傷を防止する方法
代表的なフローリングの傷防止策をご紹介します。
・家具の足に保護素材やカバーを取り付ける
家具の脚の底面にフェルト製の保護材を貼ったり脚用のカバーを取り付けたりする方法が、最も手軽な方法です。
フローリングが傷付くのを防げ、家具を動かす際の音も吸収してくれます。
・ラグやマットを敷く
棚上のものなどを落とした衝撃からフローリングを守りたいときは、ラグやマットを敷くのがおすすめです。
広範囲を保護できるうえ、すでにできた傷も隠せます。
・定期的にワックスを塗る
表面が乾燥したフローリングは、傷が付きやすい状態です。
乾燥を防いでツヤを出す効果のあるワックスを半年に1回の頻度で塗ることで傷を防止できます。
・フロアコーティングをする
手間を省くのと同時に傷も防止したいのなら、フロアコーティングがおすすめです。
フローリングの表面を強度のある膜で保護し、汚れや傷が付くのを防ぎます。
■フローリングの傷防止にはフロアコーティングがおすすめ
フロアコーティングは、耐水性・耐久性・耐薬性・耐熱性があり、一度のコーティングで10~30年と長持ちします。
・フロアコーティングのメリットとデメリット
フロアコーティングのメリットとデメリットをご紹介します。
<メリット>
フロアコーティングは傷の他に、乾燥や湿気によるトラブルにも効果があります。
表面に膜を張るので、水やアルコールによる拭き掃除ができるようになり、お手入れが楽になるでしょう。
また、高温や紫外線にも強くなるため、キッチンの油跳ねや床暖房による劣化のリスクを減らせます。
<デメリット>
フロアコーティングは、ワックスよりも初期費用がかかります。
しかし、30年間のメンテナンス費用を比較すると、ワックスは1年で約51,000円、フロアコーティングは約7,500円と、実際はフロアコーティングのほうが低コストです。
■フローリングのフロアコーティングの種類
フロアコーティングの種類をご紹介します。
・UVコーティング
耐用年数は15~30年で、フロアコーティングの中で最も耐久性があります。
水や傷に強く、キッチンやダイニングのコーティングに向いていますが、光沢が強く再施工は難しいので、必ず事前にサンプルを確認しましょう。
・ガラスコーティング
光沢は控えめで、あらゆる部屋のコーティングに向いています。
フロアコーティングの中で最も強度があり、耐用年数は15~20年です。
水や薬品に強く、表面を拭くだけできれいな状態を保てるうえ、伸縮性があり、クッションフロアにも対応できます。
・シリコンコーティング
油性の膜を張るため、フローリングが滑りにくくなります。
耐用年数は10~20年です。水や薬品、傷、汚れの防止に加え、再施工が可能なので、キッチンのコーティングにおすすめです。
・ウレタンコーティング
フロアコーティングの中では最も歴史がある方法で、耐用年数は3~10年です。
家具を引きずったときの傷に強い一方、上から落ちてくる衝撃には耐性がありません。
光沢は強くなく、フローリングの品ある質感をそのまま活かせます。
・フローリングのツヤはフロアコーティングの種類で異なる
フロアコーティングの中で最もツヤが出るのはUVコーティングです。
ツヤの出方も選べるので、気になる方は施工業者に相談してみましょう。
アートリフォームは、フローリングの張り替えはもちろん、傷を防止する施工も承っております。フローリングのリフォームやフロアコーティングのご不明点は、お気軽にご相談ください。