2019.08.27

箇所・部位

洗面台を一新！洗面台をリフォームする前に知っておきたい知識

「洗面台が古くなって汚れが目立つ」「洗面台から水漏れがする」など、洗面台の経年劣化によるトラブルに悩んではいませんか？毎日使う洗面台は清潔感があり、使いやすいものがいいですよね。洗面台には様々な種類があり、ご自身の生活に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。洗面台のリフォームに踏み切る前に知っておきたいことをまとめました。

■洗面台リフォームのタイミングとは？

洗面台には耐用年数があり、耐用年数を超えたものを使い続けると、突然の不具合や故障に見舞われる可能性があります。まずは洗面台のリフォームのタイミングについてお伝えします。

・洗面台の耐用年数

耐用年数は約15年です。あまり長期に渡って使い続けていると、劣化に伴い汚れが落ちにくくなってきます。15年を目安に、洗面台の交換を考えてみると良いでしょう。

・洗面台リフォームを考えるタイミング

以下のような状態であれば、リフォームの検討をおすすめします。

・汚れが落ちにくい・カビがひどく、衛生的に良くない

・洗面ボウルからの水漏れ

・水が出ないなど水栓の不具合

・家族の成長や高齢化に伴い、使い勝手が悪くなった

・家族構成の変化で収納や動線に不満がある

■洗面台を選ぶポイント。グレードやオプションについて

子供と母親

洗面台をリフォームする場合、「洗面所で化粧をする」、「脱衣所も兼ねている」、「家族が同時に使うことが多い」など、普段の生活に合わせて必要な機能を備えている必要があります。また洗面台は毎日使うものなので、より快適に使えるよう、各部分で検討し選ぶ方が良いでしょう。

・洗面ボウル

多目的に使うことが多い場合は大きめのものが使いやすいですし、手を洗う程度しか使わないという方には小さくてデザイン重視のものがおすすめです。最近はカラーや素材、形状も様々なので、日々の使い方と照らし合わせて、使いやすいものを選びましょう。

朝洗面台が込み合うのがストレスというご家庭なら、洗面ボウルを2つ設置してみるのも一つの方法です。

・収納キャビネット

洗面台に物をたくさん置いている方は、十分な収納スペースが必要になります。特に洗面所で化粧をする女性は、収納力があり機能的なキャビネットが良いですね。

引き出しタイプのキャビネットは引き出しで物を分類して収納しておくことができ、奥にあるものも取り出しやすくなっています。

観音開きのタイプは収納スペースを広く取ることができ、背の高いものも収納することが可能です。

・鏡

おしゃれで大きな1枚の鏡や、2～3面に分割されていて、裏に収納スペースがあるものなど、好みに合わせて選択することができます。

・洗面台の高さ

一般的な高さは、75㎝、80㎝、85㎝で、最も多く使われているのが80㎝です。

洗面台の高さを決めるには、小さなお子様や高齢者への配慮が必要です。逆に身長が高い方が、低い洗面台を使うのもストレスになります。家族で相談し合い、使いやすい高さの洗面台を選びましょう。

・水栓金具

ホースを引き出せるもの、節水効果のあるものなど、形状や機能は様々です。使い勝手がよく好みのものを選択しましょう。

■洗面台リフォームの費用

女性と男性

最後に洗面台リフォームにかかる費用の目安をお伝えします。

・グレード別費用の目安

ローグレード：8万～13万前後

手を洗うといった最低限の用途で済むという方、収納が少なくても良い方は費用が抑えられるローグレードをおすすめします。

ミドルグレード：12万～18万前後

シンクが広く、収納が多いミドルグレードは、化粧をする女性などにおすすめです。デザインが安っぽくなく、費用もあまりかからない洗面台です。

ハイグレード：22万～25万前後

高級感があるデザイン性の高いタイプです。シンクが広く、収納も十分あるので使い勝手が良い洗面台です。

・オプション費用の目安

洗面台の交換以外に、かかる可能性があるオプション費用の目安です。

洗面所の壁紙、床の張替え：4～5万円程度

トールキャビネット追加：6.4～7.7万円程度

ウォールキャビネット追加：2.3～2.7万円程度

鏡の曇り止め加工：2～3千円程度

洗濯機パンの交換：1.5～3万円程度

・検討すべき！壁紙や床の張替えについて

洗面台をリフォームする時は、同時に壁紙や床の張替えを行うことをおすすめします。デザイン性の高い洗面台を設置したら、古い壁紙や床と合わなくてイマイチということもなくなります。

洗面所は水滴がよく落ちるので、湿気によるカビが生えやすい場所です。防水、防カビ、抗菌機能がある壁紙や床材がおすすめです。

洗面台は清潔で、機能性に優れたものが日々ストレスを感じることがなく、オシャレなものを選べば毎日使うのが楽しくなります。家族みんなが快適に過ごせるように、一度洗面台を見直してみてはいかがでしょうか？
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