タンクレストイレにリフォームする人必見!知るべきメリットと注意点

タンクレストイレにリフォームする人必見!知るべきメリットと注意点日本の公衆トイレは高品質、多機能と海外でも評判です。
家庭用トイレも同様で、今後さらに快適性の向上が見込まれています。

特にタンクレストイレは見た目がスッキリとしており、コンパクトなので今大注目のトイレです。

しかしタンクレストイレにもデメリットはあります。

今回はタンクレストイレへのリフォームを検討している方に向けて、タンクレストイレのどんなところに注意して選ぶべきなのかを解説いたします。

■タンクレストイレのおさらい

まずはタンクレストイレの基本的な情報をおさらいしましょう。

・タンクレストイレとは

1993年にTOTOから発売され、新しいトイレの形として徐々に広がっていきました。

タンクレストイレには便器洗浄用の水を貯水するタンクがついていません。

タンクレストイレは配水管が便器に直接つながっているので水に勢いがあります。

また連続して水を流すことができる点も人気に火がついた理由です。

・価格帯について

タンクレストイレは従来のトイレより値段が高めに設定されています。

2020年3月の段階で、タンク付きトイレは安いもので2万2千円から購入できますが、タンクレストイレは7万円近くかかります。

トイレの本体価格だけで5万円ほど差があることから、工事費を含めるとさらに高額になります。

・リフォームにかかる費用

タンクレストイレへのリフォームは、15万円くらいが相場で、本体価格と工事費用が含まれます。

トイレ本体のグレード次第では30万円以上することもあります。

機能に比例してトイレ本体の価格が上がるので、性能でポイントを絞ると選びやすくなります。

■タンクレストイレのメリット・デメリット

タンクレストイレのメリット・デメリットおしゃれな見た目と機能性の高さが人気のタンクレストイレですが、具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

・メリット

タンクレストイレはタンクがない分、狭さを感じません。

また、便器のみなので掃除がしやすくなります。

連続して洗浄ができるので、タンク付きトイレよりも少ない水でしっかり流すことができ、水道代の節約にもなります。

・デメリット

タンクレストイレは新たに手洗い場を設けなければなりません。

ほかにもウォシュレットが故障した場合、部分的な交換が難しいので便座ごと買い替えなければならず、修理費用が高くついてしまいます。

また、災害時などで停電や断水になった場合、水が流せないというデメリットもあります。

■タンクレストイレを決める時の注意点

タンクレストイレを決める時の注意点タンクレストイレのメリットやデメリットを踏まえた上で、リフォームでは何に注意すれば良いのか3つご紹介いたします。

・機能性について

抗菌コートが施されているものが良かったり、節水を重視したりと、家庭ごとにトイレに求める機能は違います。

どんなトイレがいいのか、事前に求める機能をリストアップし、特に外せないと感じたポイントを覚えておきましょう。

・手洗い場について

近くに洗面カウンターがあればよいのですが、2階でトイレを使ったあと1階に移動しなければならないというケースもあります。

新しく洗面台を設置するのであれば、トイレ内にするのか、それともトイレの外にするのかなど、場所を決めなければなりません。

・ショールームで確認することが重要!

タンクレストイレは性能なども重要ですが、座り心地や水の流れを確認することも大切です。

カタログだけ見て決めるのではなく、実際にショールームなどで使い心地や座り心地を比べてみましょう。

タンクレストイレによって洗浄に必要な水圧が異なります。

マンションの高層階に住んでいる場合、水圧が足りずタンクレストイレが設置できないこともあるので、水圧の条件などをショールームやリフォーム会社にしっかり確認しましょう。

おしゃれなタンクレストイレにリフォームしようと思っても、場所によっては設置に向いていないこともあります。

自分だけで判断せず、プロの視点から問題点や解決方法を提案してもらいましょう。

アートリフォームではタンクレストイレや、トイレに関するリフォームも多く手掛けております。ぜひご相談ください!
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■タンクレストイレにリフォームする前に確認しておきたいこと

タンクレストイレにリフォームする前に確認しておきたいこと

タンクレストイレを設置する前に、確認しておきたいポイントをご紹介いたします。

・水圧

トイレの水を流した際に、十分な勢いがあるか確認しましょう。
調べる際は、キッチンと洗面所の水を同時に出して、トイレの水を流します。
もしも水圧が足りないようであれば、水圧を調整する機能がついた製品を選びましょう。

・空間の広さ

タンクレストイレにリフォームすると、個室の奥行きに余裕が出ます。
手洗い器も設置する場合は、空間に十分な余裕を確保できるか確認しましょう。
便座の先端と扉までの距離が50cm以上あり、横幅もスペースがあれば、使用していても狭さを感じません。

・排水方法

タンクレストイレの排水方法は、大きく床排水と壁排水に分かれます。
自宅とタンクレストイレの排水方法が異なると設置できないので、リフォーム前に必ず確認しておきましょう。
見分け方は、タンクの裏に排水管が見えなければ床排水、壁に接続された排水管が見えれば壁排水です。

・コンセントの有無

タンクレストイレの各機能を稼働させるためには、電源が必要です。
個室内にコンセントがなければ、リフォームをする際に電気工事を行わなければなりません。

■タンクレストイレの人気機能

タンクレストイレの人気機能

タンクレストイレの便利な機能をご紹介します。
なお、仕様はメーカーによって若干異なります。

・衛生機能

タンクレストイレを衛生的に使うための機能をご紹介します。

<フチなし便器>
便器の縁がないので、つかむように拭き上げるだけで掃除できます。
無理な姿勢でかがみ込んだり、汚れを擦り落としたりする必要がありません。

<防汚機能>
汚れが落としやすい加工を施したものや、除菌水を吹きつけて汚れを浮かし落とす機能など、さまざまな製品があります。
便器内にリング状の黒ずみができないので、掃除の回数を減らせるのが特徴です。

<脱臭・消臭機能>
イオンの力でにおいの原因菌を分解するもの、使用前に泡をつくってにおいの元が飛び散らないようにするものなどがあります。

<使用中の汚れ防止機能>
便器の前面や床に水分がこぼれ落ちないよう、水面に張った泡で包み込んだり数ミリの縁でガードしたりと、使用中の衛生に気を配った機能です。
汚れが飛び散らないので、においの拡散も抑えられます。

<自動洗浄機能>
渦を巻いて流れるので、少ない水でも便器全体をしっかり洗浄します。
また、前もって台所用洗剤を投入し、泡で便器を洗浄する製品もあります。
水を流す度に掃除ができるので、掃除の手間を減らせるでしょう。

衛生機能

・快適機能

タンクレストイレを快適に使うための機能をご紹介します。

<瞬間暖房温水洗浄便座>
瞬時に便座を温めるため、トイレを使っていないときの電気代が大幅に節約できます。
温水洗浄用の水も温めるので、寒い時期も快適に使用可能です。

<部屋暖房>
温風で個室内を温める暖房機能がついた製品もあります。
冬場に多発する気温差による事故の防止に役立つのでしょう。

<多機能ノズル>
使用後に自動洗浄するノズルやステンレス製のノズルなど、衛生的に使える工夫がとられています。
洗浄の種類も4~6パターンと豊富です。

<夜間ライト>
深夜、寝ている途中でトイレに起きたとき、個室の照明で目が覚めることのないよう、便器の内側をやさしく照らします。

<オート開閉>
人の動きを感知して、便器のふたが自動で開閉します。
ふたの閉め忘れを防げるほか、開け閉めの度にかがむ必要がないので、体に負担がかかりません。

■トイレリフォームを依頼する一般的な流れ

トイレリフォームでは、一般的に以下の流れで依頼します。

 

・トイレを選ぶ

まずは、トイレの仕様や形をどうするか決めます。

今よりもよいグレードで機能が充実しているトイレを選ぶ場合、本体の取り付け以外にも電気工事や大工工事などが必要になることも少なくありません。

迷ったときは、ショールームで展示品を見たりデパートなどのトイレを実際に利用したりして、使用感を確かめてみましょう。

 

・現地調査と見積もり

問い合わせ時のヒアリングで見積もりの概算を提示してくれますが、実際に現地を見た後では変わることもあります。

そのため、見積もり作成の前に現地調査をしてくれる業者に依頼すると安心です。

電話で見積もり作成を済ませたい場合は、必ずメモを取りながら打ち合わせし、現在のトイレの写真が必要かなども併せて確認しておきましょう。

 

・契約と日程の調整

見積もりが確定したら、契約と工事の日程調整を行います。

契約は、しっかりと書面で交わすようにしましょう。認識の違いや間違い、意見の食い違いを防ぐことができます。また、日程調整時には、トイレの品番や色、タンクトイレの場合手洗いの有無も確認しましょう。

 

・施工と支払い

施工当日は、掃除用具や備品を別の場所に移動し、あらかじめ施工しやすいような状態にしておきましょう。

施工が完了したら、リフォーム費用を支払います。

リフォーム代の支払いは、契約後ではなく施工完了後が一般的です。

希少な資材を調達しなければいけないなどの特殊なケースを除いては、施工前に支払いが必要になることはほとんどないため、施工前に支払いを要求されたら注意しましょう。

 

・アフターサービス

施工完了後は、水漏れや製品に不具合がないかを確認します。いざというときのために、近くの拠点や年中無休で対応してくれるかなど、アフターサービスに関する情報を確認しておくことが大切です。

ただし、製品のメーカー保証以外にも、施工業者が独自に保証を設けていることもあるため、事前に把握しておくことをおすすめします。

■タンクレストイレにリフォームする工事の流れ

タンクレストイレ取付工事の流れについて、解説します。

 

・養生をする

施工時や搬入時に、施工箇所以外の廊下や壁に傷が付かないよう養生を行います。

養生は、トイレに限らずリフォームなどでは当たり前に行う作業です。専用のシートで搬入経路を覆うことで、壁や床を傷つけないよう保護します。

 

・既存トイレの解体と撤去

既存のトイレの給水タンクや便器、配管との接続部分などを解体します。

狭いトイレでの作業は壁や床を傷つけやすいため、慎重かつ丁寧に撤去していきます。

 

・給排水管の工事

既存トイレの撤去後、老朽化した上下水管にリフォーム用の部材を取り付け、新しいトイレの給排水部分を設置します。

ただし、水道の元栓を閉める必要がある場合、一時的に家全体の水道が使用できなくなるため、注意が必要です。

 

・下地・内装の工事

トイレリフォームでは、新しいトイレ設置と一緒に、トイレの内装工事を行うのが人気です。

新しいトイレの設置前に床やクロスの張り替えを行うことで、きれいに仕上がります。

 

・タンクレストイレを取り付ける

新しいタンクレストイレを設置して、配管を接続します。

タンクレストイレの場合、便器、温水洗浄便座、リモコンの順番での設置が一般的です。

 

・動作確認と操作方法の説明

設置が完了したら、通水確認と水漏れがないか確認します。水が流れるか、温水洗浄便座などの基本的な操作を行いながら、動作に問題がないか確認しましょう。

万が一欠陥が見つかった場合は、メーカーに問い合わせて新しい製品と交換してもらいます。

問題なく動作確認が済んだら工事保証書を受け取り、リフォーム完了です。

 

■おしゃれなアートリフォームの実例をご紹介!

 

・アートリフォーム事例①

1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅のリフォーム事例です。元々、親世帯は2階を中心に生活、子世帯はマンション暮らしでした。お施主様はリフォーム時に、間取り・デザイン面にものすごくこだわっておられました。『LDKを大きくとり、小さなお子様がいらっしゃるので将来的な子供部屋はリビングを通るような形にしたい』というご要望に沿い、広々とした空間に仕上げました。

アートリフォーム事例①

【シンプルな戸建てのリフォーム事例】親子孫で住まう二世帯リフォーム

・アートリフォーム事例②

4階建のオフィスビルの3、4階を生活空間に全面リフォームしました。『ホテルのような空間にしたい』というお施主様のご要望にお応えし、モダン&エレガントなイメージに
仕上げています。吹き抜けを活かした開放感あふれるリビング。吹き抜けの階段上から見下ろすアングルがとても印象的です。

アートリフォーム事例②

【モダンな戸建てのリフォーム事例】モダン&エレガントな生活空間

・アートリフォーム事例③

キッチン・建具・フローリングはお施主様自身が探してこられ御支給いただきました。最上階という事もあり、天井を目いっぱい使ったりロフト付きのウォークスルークローゼットを提案していただいたり、 漆喰の壁や間接照明・タイルの壁など、お施主様のこだわりと提案がかみ合った素敵な空間に仕上がりました。

アートリフォーム事例③

【マンションのリフォーム事例】ペットも喜ぶデザインリフォーム

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