外壁のサイディング材はどれを選ぶべき?それぞれの種類と特徴

住宅の外壁にはさまざまな種類がありますが、最近はサイディング材を使われることが多い傾向にあります。サイディング材にも種類があるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
今回は外壁のサイディング材の種類や特徴についてご紹介いたします。

 

■外壁のサイディング材とは

サイディング材にはどのような特徴があるのでしょうか。以下で解説していきます。

・外壁のサイディング材とは

サイディング材は外壁素材の一種で、セメントと繊維質を主原料として作られています。板状になっているためサイディングボードとも呼ばれており、壁面に貼り合わせて使用します。

 

・サイディング材のメリット

サイディング材は耐久性の高さに優れているだけでなく、色やデザインも豊富なため、理想の外観を叶えやすいという大きなメリットがあります。また、板状のものを貼り付けて施工するので工期が短く、材料費や施工費が安いのもメリットの一つです。

 

・サイディング材のデメリット

デメリットは、約10年に1度のペースで塗装リフォームが必要になることです。防水性のないサイディング材の場合、表面に塗装を施しますが、経年劣化によって塗膜は剥がれてしまいます。つなぎ目を埋めているコーキング材も同じく劣化するので、併せて補修しなければなりません。

 

 

■サイディング材の種類と特徴

サイディング材には「窯業系」「金属系」「樹脂系」「木質系」の4種類があります。

 

・窯業系

窯業系は、セメントに繊維を配合して窯で仕上げたサイディング材です。国内の新築戸建では7割以上に窯業系サイディングが採用されています。石材やタイル、木材を模したものなどデザインが豊富で、耐震性や耐火性にも優れているのが特徴です。

 

・金属系

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板などの塗装金属板に断熱材を組み合わせて作られています。断熱性や防音性に優れており、寒暖差によって劣化が起こる凍害にも強いのが特徴です。窯業系サイディングよりも軽量のため、リフォームでの重ね張りに向いています。

 

・樹脂系

塩化ビニールなどの樹脂を使用した樹脂系サイディングは、北米を中心に広く用いられています。金属系よりもさらに軽量で、塩害・凍害に強いのが特徴です。他の種類に比べて劣化しにくいため、ほとんどメンテナンスの必要はありません。

 

・木質系

木質系は、天然の木材に塗装を施して作られているサイディング材です。木の質感を活かしているため表情が1枚1枚異なり、木のぬくもりを感じられるでしょう。断熱性の高さが特徴ですが、こまめなメンテナンスが必要です。

 

 

■何を基準に外壁のサイディング材を選ぶ?

サイディング材の種類によって価格や選べるデザインなどが異なります。

 

・価格

できるだけ費用を抑えたい場合は、窯業系や金属系サイディングがおすすめです。材料費や施工費の高さから、木質系サイディングは高額になる傾向があります。

 

・色やデザインから選ぶ

色や柄などのデザインが最も豊富なのは窯業系サイディングです。金属系サイディングはデザインのバリエーションが少ないと言われていましたが、最近は種類が増えつつあります。
ナチュラルな雰囲気にしたいなら木質系、モダンなイメージにしたいなら金属系など、理想の外観に合う種類を選びましょう。

 

・メンテナンスのしやすさ

サイディング材の種類によってメンテナンス周期は異なります。樹脂系サイディングはシーリングの補修や塗装メンテナンスが不要なので、メンテナンスの手間を省きたい方におすすめです。

 

・最近多い種類は?

2種類の外壁材を貼り分けることもできるので、白を基調にアクセントカラーを取り入れるデザインが人気です。最近では雨や太陽の力で汚れを落とす機能をもつサイディング材も登場し、注目を集めています。

 

 

メリットの多いサイディング材は、日本の住宅の9割以上に使用されているほど人気の素材です。外壁のリフォームを行う場合は、リフォーム業者に要望を伝えながらイメージや予算に合うサイディング材を選びましょう。
外壁リフォームをご検討中の方は、実績豊富なアートリフォームまでお気軽にご相談ください。

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